災いを回避する方法とは?

2018.01.10

  1. 真言(マントラ)を唱えること
  2. 技法(タントラ)を行うこと。 印を結んだり、アーサナをしたりすること
  3. 護符(ヤントラ)を持つこと
  4. 薬草(アウシャダ)を取ること アーユルヴェーダの薬草です
  5. 宝石(ラトナ)を身につけること 指輪やペンダントにして肌に触れさせます
  6. 祈祷(ヤギャもしくはヤジュナ)をしてもらうこと

まず、1番目の真言を唱えるというのは、声に出して唱える意味ではなく、心の声として唱えることで、一般に静坐とか瞑想に当ります。 個人としての自我の枠を取り払うことによって、因果応報の世界から解放されようとする行いになります。

2つ目の”タントラ”は、私たちに馴染みのあるものでは”ヨーガ・アーサナ”などを実習することによって、心と体を宇宙に結びつけていく行いになります。

3つ目の護符(ヤントラ)を身につけるというのは、日本で神社で頂いたお守りをバッグにしのばせて持ち歩いたり、家の神棚にお札をおくようなことになります。 実際は、インドの僧院で祈祷してもらったものになりますが、こちらでは今取り扱っていません。

4番目の薬草を取るというと、アーユルヴェーダ医師から身体のバランスを取る観点から処方される薬のイメージですが、ここでは占星術の専門家が処方する運命に効く薬草になります。 これはその知識が占星術師にあるか、あったとしても森に分入ってその薬草を手に入れられるか、というハードルが高く、実際には現代では活用されていない現状です。

5番目の宝石を身につけるのは、馴染みのある方も多い手段かと思います。 ただし、一般の宝石店で販売してるものは、まず殆どが加熱してある石で、非加熱のものが大変、入手困難になっています。 必ず非加熱のもので、石が直接肌に触れる加工をしたものを指輪かペンダントにして、身につけます。 必要であれば、”ヤギャ一覧と料金”のページから宝石の処方もお申込みいただけます。 

そしていよいよ、6番目に真打のヤギャが登場します。 

ヤギャと言うのは、向こうから津波が押し寄せてくる時に、その逆の波動の波を岸のほうから送り出してやるようなことです。 それによって、波がある程度打ち消し合って、5メートルの高波だったものが、より低いものに抑えられる、といった感じになります。 大難を小難にするイメージです。

その少しでもチャレンジな状況を緩和してくれる源泉は、僧侶が発する古代から知られる大自然の調和の波動になります。 それによって、自分に押し寄せてくる波の高さを低くしてくれます。 日本でも鎌倉時代の2度の元寇の際に、多くの僧侶が一心不乱に祈祷を続けて、あの奇跡的な神風を2度に渡って呼び寄せた(諸説がありますが)とも言われています。

それでも、波が高く(キツい出来事)感じられるのは、本来はもっと高い波(もっとキツい出来事)だったと言えます。 ギリギリに思えても自分が対処できる範囲内の出来事で収まるよう、純粋な祈りの力に帰依します。

宇宙の出来事は全て『意図』することで起こってくるので、ヤギャは『宇宙と自分自身の調和を祈る』という意図を活性化する行いとも言えます。

4000年前のヴェーダと呼ばれる古代の儀典書の中で、その具体的な『祈りの所作と唱和』として代々技法が伝えられてきたものがヤギャになります。

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